※当サイトではGoogleAdSense、アフィリエイトを使用した商品の紹介で収益を得ています。

Xiaomiシステムアプリを完全クレンジングする方法とやってはいけないこと【ADB・中上級者編】

Xiaomiシステムアプリを完全クレンジングする方法とやってはいけないこと【ADB・中上級者編】 gadget
生成:ChatGPT
この記事は約6分で読めます。

「設定アプリの『アプリの無効化』だけじゃ、正直まだモヤモヤが残る……」

前回の記事(設定アプリ完結編)を試してみたものの、もっと徹底的にクリーンな状態を目指したい。そう感じている方に向けて、今回はPCとADBコマンドを使った"完全削除"の方法を解説します。

本記事を読み進める前に
本記事の手順は、Xiaomi 17T(HyperOS)が起動しなくなる(いわゆる文鎮化)リスクを伴います。パッケージ名を1文字間違えるだけで、電話やホーム画面が動かなくなることもあります。「PC作業はちょっと不安」「バックアップって何をすればいいか分からない」という方は、無理せず以下の記事(設定アプリだけで完結する方法)だけを実行するようにしましょう。

Xiaomi 17Tの初期設定が終わったらやること|不要アプリ・広告をオフにする方法

ここから先に進む方は、すべて自己責任での実施になることをあらかじめご了承ください。

Sponsor Link
Sponsor Link

なぜADBを使うのか

設定アプリの「無効化」や標準の「アンインストール」は、あくまでOSが許可した範囲でしか操作できません。一方でADB(Android Debug Bridge)を使うと、pm uninstall --user 0 というコマンドで、通常は消せない領域まで踏み込んで削除できます。

方法できることリスク
設定アプリ(前回の記事無効化・一部アンインストール低い
ADB(本記事)システムアプリの完全削除高い(文鎮化リスクあり)

メリットは、広告表示の元になっているコンポーネントやバックグラウンドで動き続けるサービスまで、根こそぎ止められること。デメリットは、削除してはいけないものまで消してしまうと、最悪の場合スマホが起動しなくなることです。

事前準備

まずは、PCとスマホで操作できるように、必要なものをインストールしましょう。

PC環境を整える

  • Android SDK Platform-Toolsのダウンロード(adbコマンド一式が入っています)
  • Xiaomi端末用USBドライバーのインストール(Windowsの場合)

※なお、後述するGUIツール(Xiaomi ADB/Fastboot Tools)を使用する場合は、別途Java(JDK)の事前インストールが必要となります。

スマホ側の設定

  1. 「設定」→「デバイス情報」→「MIUIバージョン(またはHyperOSバージョン)」を連続タップ(7回タップする)し、開発者向けオプションを有効化
  2. 「設定」→「追加設定」→「開発者向けオプション」→「USBデバッグ」をON
    ※さらに、USBデバッグ(セキュリティ設定)をONにしておかないとADB経由のアプリ変更・削除が拒否されるケースがあります。
  3. PCとUSBケーブルで接続し、スマホ側に表示される許可ダイアログで「許可」をタップ

【最重要】バックアップの実施

必ず実施してください
Googleアカウントによる自動バックアップに加えて、写真・LINEのトーク履歴・Suica/PASMOなどのおサイフケータイ系データは、それぞれのアプリの機種変更機能で個別にバックアップしておきましょう。ADB作業中に予期せぬ不具合が起きても、バックアップさえあれば大きな被害を防げます。

削除手順

ここからは、いよいよ削除作業です。私はPCからコマンドを使って作業をしたため、GUIツールの実際の画面については公式ページA simple tool for Xiaomi devices, utilising ADB and Fastboot · GitHubをご確認ください。

【推奨】GUIツールで安全に操作する

コマンド操作に不慣れな方には、「Xiaomi ADB/Fastboot Tools」というGUIツールがおすすめです。パッケージ一覧から削除したいアプリにチェックを入れるだけで操作でき、「Uninstaller」タブで削除、「Reinstaller」タブで復元が可能です。

  • 削除したいアプリを一覧から選択 → チェック
  • 実行前に一覧を見直し、次章の「消してはいけないリスト」と照合
  • 実行後、動作確認をしてから次のアプリへ

【コマンド派へ】ADBコマンドで直接削除する

コマンドラインで直接操作したい方は、以下の形式で1つずつ実行します。

adb devices
# デバイスが表示されることを確認してから実行

adb shell pm uninstall --user 0 <パッケージ名>

バックアップは取りましたか?
1コマンド実行するごとに動作確認を挟むのが、事故を防ぐ一番のコツです。まとめて何十行も一気に実行するのは避けましょう。

【要注意】絶対に消してはいけない!文鎮化リスクのあるシステムアプリ・機能

以下は、HyperOSの基盤やXiaomi 17T(国内版)特有の機能に関わる、削除厳禁のパッケージです。

パッケージ名役割削除した場合の影響
com.miui.homeHyperOSのホームアプリ(ランチャー)ホーム画面が表示されなくなる
com.xiaomi.xmsfXiaomiサービスフレームワークシステム不安定化・再起動ループの報告あり
com.android.cellbroadcastreceiver緊急速報メール(Jアラート・緊急地震速報)の受信地震・津波などの緊急情報が一切届かなくなる
com.felicanetworks.mfcモバイルFeliCaクライアントおサイフケータイ機能全般が使用不可に
com.felicanetworks.mfm.mainおサイフケータイ アプリ本体Suica・iD・QUICPayなどの決済が利用不可に
com.google.android.gmsGoogle Play開発者サービスほぼすべてのGoogleアプリ・通知が機能停止

国内版ならではの注意点
海外の削除リスト(英語圏のブログなど)をそのまま参考にすると、上記の緊急速報メール・FeliCa関連が「不要アプリ」として紹介されているケースがあります。日本国内で使う以上、この2つは絶対に例外扱いしてください。誤って削除すると、災害時に情報が届かない、決済ができないという実害につながります。

安全に削除・無効化していいおすすめパッケージ&トラブル復元マップ

その一方で、一般的なアプリで代替可能なものは、削除しても実用上ほとんど支障はありません。

カテゴリパッケージ名代替アプリ
ブラウザcom.mi.globalbrowser(Mi Browser)Chrome
独自ストアcom.xiaomi.mipicks(GetApps)Google Play ストア
ファイル管理com.mi.android.globalFileexplorerFiles by Google
広告SDKcom.miui.msa.global—(不要)
利用状況解析com.miui.analytics—(不要)
音楽・動画プレーヤーcom.miui.player / com.miui.videoplayerYouTube Music等
入力方式(未使用の場合)com.sohu.inputmethod.sogou.xiaomiGboard等

もし必要なアプリを消してしまったら

システムパーティションのデータ自体は残っているため、以下のコマンドで復元できます。

adb shell cmd package install-existing <パッケージ名>

GUIツールを使っている場合は、前述の「Reinstaller」タブから同様に復元可能です。慌てずに対応しましょう。

まとめ:バックアップ必須のADBで「自分仕様」の完成形へ

ADBを使ったシステムアプリの完全削除は、設定アプリだけでは届かない領域までクリーンにできる強力な手段です。ただし、繰り返しになりますが、その分だけ端末が起動しなくなるリスクも背負うことになります。

  • 実施前のバックアップは必須
  • 消してはいけないリスト(ホームアプリ・xmsf・緊急速報メール・FeliCa・Google Play開発者サービス)は必ず手元に控えておく
  • 1つずつ実行し、都度動作確認する

これらを守れば、リスクを最小限に抑えながら「自分だけの快適なXiaomi 17T」に仕上げられます。

「やっぱりPC作業はハードルが高い……」と感じた方は、無理せず以下のリンク記事の設定アプリだけで完結する方法に戻ってみてください。

タイトルとURLをコピーしました