このブログではこれまで「これからコーヒーを始めたい人向け」の記事を書いてきました。
でも、「実際に器具って何を揃えればいいの?」 という部分が、悩むポイントだと思います。
コーヒー器具は種類が多く、調べ始めるとかなり迷います。
今回は、初心者でも分かりやすいように、器具の選び方を以下の4つのステップに分け、シンプルに紹介していきます。
- 最初に必要な器具
- それぞれの役割
- 選ぶときのポイント
- 手動・電動グラインダーの違い
[レギュラーコーヒーをはじめてみよう]でもいくつか紹介しているので、重複する部分もありますが、ぜひ読んでいってくださいね。
最初に必要なコーヒー器具はこれ
上記の記事で書いたように、まず、レギュラーコーヒーを始めるなら最低限必要になるのは以下の5つです。
必要な器具一覧
- ドリッパー
- フィルター
- サーバー(またはマグカップ)
- グラインダー(ミルともいう)
- ドリップケトル / ドリップポット
最初はスケール(はかり)や温度計がなくても始められます。まずは 「淹れて楽しむ」 ことの方が大切です。
ただ、もし予算が許すのであれば、画像にもある通り「スケール」は最初から揃えておくのが実はおすすめです。
毎回「豆の量・お湯の量・時間」 をしっかり量ることで、初心者でも味のブレを少なくし、ご自身が美味しいと感じるコーヒーを再現しやすくなります。
ドリッパー|味の方向性を決める器具
ドリッパーは、お湯を注いでコーヒーを抽出するための器具です。以下のメーカーのものが有名です。
| メーカー | |
|---|---|
| ハリオV60 | カリタ |
| コーノ | ORIGAMI |
初心者なら、まずは扱いやすいものを1つ選べばOKです。
※手持ちのドリッパーがメインになりますが、個別記事も執筆予定です。
初心者に人気なのはV60
特に有名なのがV60タイプです。お店でもよく使われていて、以下のようなメリットがあります。
- 種類が多い(プラ・陶器・ガラス・金属)
- フィルターが入手しやすい
- 情報が豊富
一方で、注ぎ方によって味が変わりやすいため、「自分で調整する楽しさ・難しさ」 も感じやすい器具です。慣れてくると、それがクセになりますよ。
フィルター|実は味にも少し影響する
フィルターは紙製が一般的です。ドリッパーごとに形が違うため、「円すい型・台形型」など、ドリッパーに対応したものを選びましょう。
また、一般的なフィルターには「漂白タイプ(白)」と「未漂白タイプ(茶)」があり、それぞれ以下のような特徴があります。
| タイプ | 特徴 |
|---|---|
| 漂白タイプ(白) | 紙の匂いが少なくおすすめ |
| 未漂白タイプ(茶) | ナチュラル志向の方向け |
「未漂白(茶)のほうが良さそう」と感じる方も多いですが、実は紙の匂いが気になりやすいのは「未漂白タイプ」なんです。
ペーパーリンス 「一度お湯をフィルターに回しかけること」 で軽減することはできます。
しかし、手間だと考える場合は、「漂白タイプ(白)」を選ぶのがおすすめです。
サーバー|最初はマグカップでもOK
抽出したコーヒーを受ける容器です。 1杯だけ淹れる場合は、マグカップへ直接ドリップしても問題ありません。
サーバーがあると「複数杯淹れやすい・見た目も楽しめる」というメリットがあります。
使う場合は、ドリップ後にしっかり撹拌(混ぜる)してからカップへ移しましょう。
ドリップ直後はサーバーの上部と下部で濃度が違うため、均等にしてあげる作業が必要です。
グラインダー|味にかなり影響する重要器具
コーヒー器具の中でも、特に重要なのがグラインダーです。
最初は粉の状態(挽き済み)で買ってくるのも、もちろんありです。
ただ、豆は挽いた瞬間から香りが飛び始めるため、「飲む直前に挽く」 だけでも味や香りがかなり変わります。
グラインダーを使うことで、コーヒーをもっと深く楽しめますよ。
グラインダーには手動と電動があり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
手動グラインダーのメリット・デメリット
手動グラインダーはハンドルを回して豆を挽くタイプです。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 比較的安価(物による) | 少し手間がかかる |
| コンパクト | 複数杯分だと疲れる |
| 静音性が高い | 朝の忙しい時間には面倒に感じることも |
| 持ち運びやすいサイズ感 | |
| コーヒーを淹れる時間を楽しめる |
最初の1台としてかなり人気があります。
上記の記事でも触れたように、挽き目の調整は味に大きく影響します。
クリック数はグラインダーごとに異なるため、「○クリック=正解」ではなく、自分の環境で調整していく ことが大切です。
電動グラインダーのメリット・デメリット
電動グラインダーは、ボタンひとつで豆を挽けるタイプです。ハンディタイプなら比較的安価に手に入ります。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| とにかく楽 | 手動に比べ価格が高め |
| 時短になる | サイズが大きい |
| 毎日の負担が減る | 動作音が大きい場合がある |
| 複数杯でも楽に挽ける |
毎日コーヒーを飲むなら、電動グラインダーの快適さはかなり大きいです。
特に以下のような方には相性が良いと思います。
- 朝に飲むことが多い
- 家族分も淹れる
- 作業前にサッと準備したい
初心者は手動と電動どっちがおすすめ?
これは好みやライフスタイルによって分かれる部分だと思います。
| 手動がおすすめな人 | 電動がおすすめな人 |
|---|---|
| コーヒーを淹れる時間自体を楽しみたい | 複数杯淹れる人 |
| 制度の良いグラインダーがほしいひと | 時短を重視したい |
| 休日メインで使う | 手軽さを優先したい |
どちらにも良さがあるので、「続けやすそうな方」 を選ぶのが一番おすすめです。
ドリップケトル・ポット|注ぎやすさがかなり変わる
普通のやかんでもコーヒーは淹れられます。
ただ、ドリップケトル・ポットがあると以下のような違いが生まれます。
- お湯を細く注ぎやすい
- 抽出が安定しやすい
- 蒸らしがやりやすい
特にハンドドリップでは 「どれくらいの勢いで注ぐか」 も味に関わってくるため、ケトル・ポットは必要な器具のひとつです。
予算的にコーヒードリップに向くケトルを購入するのが難しい場合は、100均に売っているドリップポット(300~500円ぐらい)でも大丈夫です。
100均のものは、直火・IH非対応だと思うので、沸かしたお湯をポットへ移す形で使ってください。
まとめ

今回の記事で紹介した器具をまとめると、上の図のようになります。 最初から完璧を目指さなくても大丈夫。
少しずつ器具を増やしていく楽しさも、コーヒーの魅力のひとつです。
これまでの記事と合わせて、自分好みのコーヒーを少しずつ探してみてくださいね。



